一般的に痛くならないと来て頂く機会がない歯科医院ですが、定期的に検診をすることが大切です。
どうして虫歯や歯周病になるのか?
前回お話させて頂いたようにお口の中の環境を常に清潔に保つことが重要です。
そこで今回は歯石についてお話します。
歯石とは??
簡単にいうと唾液に含まれるカルシウムの固まりです。
腎臓に結石が出来るように、唾液に含まれているカルシウムが蓄積することで磨きにくい部位や、唾液が良く流れる部位
下顎の前歯の裏側や上顎の奥歯の頬側がよく歯石がつく場所になります。
歯石はカチカチに固いので歯ブラシだけでは除去する事が出来ません。
そこで、( 皆さんが苦手でしょうが ) 超音波スケーラーという機械で振動を与えることにより歯石を除去します。
歯石が長く付着した状態が続くとより固くなっているため、除去する時にお痛みを感じることが多いのです。
余りに固く付着している時は何回かに分けて歯石を除去したりと工夫しますが、定期的に(歯石がカチカチになる前に)除去した方が
お痛みは少ないです。
また歯石が付くことにより、歯の表面が粗造になりプラークが付きやすくなり、細菌の繁殖の場所になるために
歯周病の進行や、口臭の原因になります。
ひろなか歯科クリニックでは、患者さまお一人お一人の口元の状態にもよりますが、3ヶ月〜6ヶ月の間での検診をお勧めしております。