少し分かりにくい、差し歯の種類についてご説明します。
差し歯(被せもの)とは、虫歯等で全体的に歯を被せて治療する方法になります。
日本の公的保険制度では、
前歯6本(3〜3)は表面を樹脂で白くしたレジン前装冠が
奥歯8本(親知らずを含めると10本)は金銀パラジウム合金のいわゆる銀歯が
認められています、(特例として4、5番目の歯にはレジン冠があります。噛合わせの強い方は割れてしまうために難しいです)
前歯に用いることの出来るレジン前装冠はレジン(樹脂=分かりやすくいうとプラスチック)が変色してしまう為に、およそ2〜3年経過すると少しずつ歯の色がくすんできます。
奥歯に用いる事の出来る銀歯は4番目や5番目の歯は会釈した時や大きく口元を開けた時には金属色が見えてしまいます、
そこで、より口元に自然な調和を再現する為にセラミックを用いた差し歯(被せもの)が存在するわけです。
セラミックは変色しない事、色調の再現性が優れていること、何より口元の自然さを回復することが可能です。
この方法には以下の3種類あります。
1オールセラミッククラウン →一切金属を使用しないセラミックの被せもの(光の透過性が最も強くキレイです)
2メタルボンドクラウン(ポーセレンフューズドメタル) →金属のコーピングといわれる下地にセラミックを盛りつけたもの(噛合わせが強い方や、長いブリッジ等に用います)
3ハイブリッドクラウン →レジン(樹脂)とセラミックをミックスしたもの、比較的安価ですが色調の再現性、持続性に劣ります。
ホワイトニングと組み合わせて歯を白くされる方や、虫歯で歯の変色が気になられる方、様々なケースで治療をして頂くことがあります。
特にひろなか歯科クリニックではセラミック治療を行う際に、仮歯の形にこだわります。
歯の大きさ、厚み、長さなど数多くのケースを通じてお一人お一人にあった口元を再現出来る様にお手伝いさせて頂きます。
差し歯にして以前よりも歯が大きくなった気がする、歯の厚みや形が気になる等、遠慮なくご相談下さい。
ひろなか歯科クリニックでは、セラミックに土台が必要な場合には可能な限り最新のファイバーポストを用いております。
もちろんファイバーポスト、土台(コア)の料金は一切頂きませんのでご安心下さい。